今日は、さくらが生まれて初めて出席する結婚式です。

さくらの披露宴に来ていて、ブーケをキャッチしなかった女の子です。
「ブーケをキャッチした人が次の花嫁」と言ったやつは誰だっ!?

さくらか。

まあとにかく、花嫁さんはさくらの1歳年下の幼馴染で、「たくさん遊んだ」とか言うより、さくらとさくらの妹、花嫁さん、その妹と4姉妹状態の、ほんとに「幼馴染」です。
「できちゃった結婚」らしく、さくらの結婚式に来てくれた後すぐ判明したそうで、4ヶ月間かなりどたばたしてたらしい。

会場はなんと大月。
さくらは千葉県在住。
しかたがないので前日に実家に帰り、朝はトト(さくら家地方の方言で父親の意)車に乗って大月へ向かいました。

…こりゃあ、明らかに「玉の輿」ってやつ?

会場はさくらが披露宴やったとこの約2倍ほど。
旦那さんのお父様は有名な会社の代表取締役会長様でいらっしゃるそうで。
結婚式は白無垢で三三九度。
披露宴は色打掛で登場。お色直し2回。
さくらは末席の親族席に本物の姉のような顔して座ってたんだけど、新郎新婦は5センチぐらいしか見えず、顔も判別不可。

すごい…
そして主賓の挨拶がどれもこれも長い。
そして仲人さんがよいお家柄の方らしく、その話もよくでてきてた。

…2人の結婚式なんだから2人の話しろよ…
いや、「羽織はかまの姿もりりしく」とかは見ればわかるからどうでもいいからさあ。
「E子さんも大変お美しく」とかもいいから。

でも、いろんなドレス着てでてきたり、あっちこっちで写真撮ったり、久しぶりでおじさんおばさんと話をしたりしてなかなか楽しかったです。

しかし。

さくらの隣に座ってた、新婦祖父に新婦父(おじさん)が一言。
「ほら、さくらちゃんとあっちゃん(さくらと妹のこと)だよ」
「…ああー(納得の顔)」

ビールを注ぎに来た親戚らしき人にも
「ほら、さくらちゃんよ」
「あらあらあら、ありがとうねー」
「はぁ…」

挙句の果てに新郎に向かって花嫁ファミリーが
「ほら、さくらちゃんとあっちゃんよ」
新郎「ああー!どうも遠くからわざわざありがとうございますー」

なぜにさくらシスターズ、こんなに有名になってるんだ?
 

披露宴は無事終わり、さくらは大月から電車に乗り、近距離切符で帰れる範囲をはるかにオーバーしてわっせわっせと家へ帰りました。

駅から旦那タクシーに乗って家へ帰ると、旦那はさくらの荷物を物色し、新郎が出口で配ってたピンクの豚の貯金箱を発見すると、それにむかって
「さくらお帰り」と言いました。

誰か張り倒してやってください。

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