222.かんべんして
2004年4月25日 お仕事新人さんたちもひとり立ちし、少し現場に余裕がでてきました。
が…
前回書いた新人さん。
そう、花のハタチ。
肌の輝きが違いますが、頭の働きも私たちオバサンとは少々違うようです。
ドンくさいのは許そう。個性のひとつ。
のーんびりした話し方も許そう。利用者さんにはウケがいい。
質問すると首をかしげて「うーん…」と考えてるだけなのも許そう。わかんないときはこっちが何にも言わなくても次の日までに必ず自分で調べてくる。えらいね。
しかし。
ある利用者さん。(男性、61歳)
彼は円とドルの両替をしてはお金を増やすということをやってるようです。
その日の彼の送迎には花のハタチさんが行きました。車の中ではその話題で盛り上がってたようです。
そして、その日の彼女の記録。
記録用紙は複写になってて、1枚は本人のファイルにはさみ、デイケアから本人、家族宛の文章もついてます。
もう1枚はデイケアのカルテにはさみます。複写にならない部分が1箇所だけあり、本人のファイルの分では家族からの連絡を書く欄になり、デイケア用のではスタッフ記録の欄になります。
ハタチさんは、その61歳の方への記録(本人も家族も見るところ)にこう書きました。
「株とか、危ない仕事はやめてくださいねぇ(笑)」
ファイリングしていた相談員が発見し、さくらに見せてくれました。
「書き直ししてもらって」と相談員から言われ、さくらは記録をひっつかんでハタチさんを呼びました。
「ねえ、これ(笑いのところとちっちゃい「え」にぐるぐるっと丸をしながら)まずいよねえ?」
ハタチ「…えー、なんでですかぁ〜?」
さくら「……」
とりあえず書き直させ、利用者さんが帰ったあとさくらと相談員でなぜいけないかを説明しましたが、あんまりよくわかっていない様子。
さくら「Kさん(利用者さん)はあなたのお友達じゃないんだよ?これは正式な記録なの。お友達へのお手紙とは違うの。」
ハタチ「あ、それは、わかってます」
さくら「Kさん、馬鹿にされてるって思うよね?」
ハタチ「え、ばかになんてしてないですよぉ〜」
さくら「……」
やっとさくらにもわかりました。
この子
バカ
なんですね。
とりあえず、本人だけが見るものではないことを相談員とさくらからこんこんと説明し、なんとなくわかった様子です。
あぁ、イライラの種ができてしまった……
が…
前回書いた新人さん。
そう、花のハタチ。
肌の輝きが違いますが、頭の働きも私たちオバサンとは少々違うようです。
ドンくさいのは許そう。個性のひとつ。
のーんびりした話し方も許そう。利用者さんにはウケがいい。
質問すると首をかしげて「うーん…」と考えてるだけなのも許そう。わかんないときはこっちが何にも言わなくても次の日までに必ず自分で調べてくる。えらいね。
しかし。
ある利用者さん。(男性、61歳)
彼は円とドルの両替をしてはお金を増やすということをやってるようです。
その日の彼の送迎には花のハタチさんが行きました。車の中ではその話題で盛り上がってたようです。
そして、その日の彼女の記録。
記録用紙は複写になってて、1枚は本人のファイルにはさみ、デイケアから本人、家族宛の文章もついてます。
もう1枚はデイケアのカルテにはさみます。複写にならない部分が1箇所だけあり、本人のファイルの分では家族からの連絡を書く欄になり、デイケア用のではスタッフ記録の欄になります。
ハタチさんは、その61歳の方への記録(本人も家族も見るところ)にこう書きました。
「株とか、危ない仕事はやめてくださいねぇ(笑)」
ファイリングしていた相談員が発見し、さくらに見せてくれました。
「書き直ししてもらって」と相談員から言われ、さくらは記録をひっつかんでハタチさんを呼びました。
「ねえ、これ(笑いのところとちっちゃい「え」にぐるぐるっと丸をしながら)まずいよねえ?」
ハタチ「…えー、なんでですかぁ〜?」
さくら「……」
とりあえず書き直させ、利用者さんが帰ったあとさくらと相談員でなぜいけないかを説明しましたが、あんまりよくわかっていない様子。
さくら「Kさん(利用者さん)はあなたのお友達じゃないんだよ?これは正式な記録なの。お友達へのお手紙とは違うの。」
ハタチ「あ、それは、わかってます」
さくら「Kさん、馬鹿にされてるって思うよね?」
ハタチ「え、ばかになんてしてないですよぉ〜」
さくら「……」
やっとさくらにもわかりました。
この子
バカ
なんですね。
とりあえず、本人だけが見るものではないことを相談員とさくらからこんこんと説明し、なんとなくわかった様子です。
あぁ、イライラの種ができてしまった……
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